デチョーカー、窒息の緊急事態で32人目の命を救う
2024年11月8日
スペインの74歳の介護施設入所者が、デチョーカーによって命を救われた最新の窒息被害者となった。この窒息防止器具は、病気や障害、その他の健康状態に関係なく、生後12ヶ月以上の人の窒息応急処置に使用できる。
スペインのログローニョにある老人ホーム、レジデンシア・サン・アグスティンのスタッフによると、入居者はオレンジを食べている最中に窒息し始めた。スタッフはハイムリッヒ法と胸骨圧迫を行ったが、どちらも効果がなかったという。そこで、デチョーカーを使って閉塞物を取り除こうとした。レジデンシア・サン・アグスティンの公式報告書によると、デチョーカーによる最初の試みでオレンジの大きな破片が取り除かれ、入居者は呼吸を始め、意識を取り戻したという。入居者は酸素吸入を受け、わずか数分で元の状態に戻った。
今回の事件で、デチョーカーによって救われた命は32人となった。
レジデンシア・サン・アグスティンによる情報リリースはこちら。